家は、家族の記憶を刻む
「一番大きなキャンバス」である。
朝の柔らかい日差しが、無垢の床に影を落とす時間。
休日の昼下がり、どこからともなく聞こえる子どもたちの笑い声。
夜、優しい間接照明の下で語り合う、夫婦の何気ない会話。
私たちキト建築工房が創りたいのは、単なる雨風をしのぐための「頑丈な箱」ではありません。そこに住まうご家族が、毎日を愛おしく思えるような「心地よい空間と時間」そのものです。だからこそ、家づくりは決して妥協の許されない、徹底的にこだわるべき「芸術」だと考えています。
本物の素材だけが放つ、
圧倒的な温もりと機能美。
日本の気候風土に適した「自然素材」にこだわり続けています。とくに私たちが多用する無垢の杉やヒノキは、呼吸をすることで室内の湿度を調整し、一年中素足で過ごしたくなるような心地よさを生み出します。
そこに、余分な装飾を削ぎ落とした「モダニズム」の機能美を掛け合わせる。
目指しているのは、奇抜さで目を引く家ではなく、10年、20年経った時にさらに味わいを増し、「この家を建てて本当に良かった」と心から思っていただける普遍的な美しさです。